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夢果つる街/トレヴェニアン

夢果つる街 (角川文庫)夢果つる街 (角川文庫)
(1988/04)
トレヴェニアン

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【あらすじ】
各国の移民たちが破れた夢を抱えて生きる吹き溜まりの街、ザ・メイン。この街を知り尽くすラポワント警部補は、ある晩見知らぬ男の奇妙な死体を発見する。祈るような格好で路地にうずくまったまま死んでいた。犯罪の絶えないこの街で、嫌疑をかけられる人間は山ほどいたが、街をよく知るラポワントには彼らが犯人でないことはわかっていた。捜査は難航するが、やがて浮かび上がった意外な真犯人とは・・・・。本格的ハードボイルド・ミステリー。     (裏表紙より)
【感想】
カナダという国にはどういうわけか良い印象しかありません。それは何も知らないからなんだけど。なんとなく寒いけれどクリーンな感じがするんです。ま、海外はどこも観光だけじゃわからないこと、住んでみないとわからないことがたくさんあるんですけどね。
本書は冬のモントリオールを舞台にしています。カナダの冬だから暗いのは当然なのですが、移民の吹き溜まりである下町を取り上げているせいか、話全体がどんよりと暗いです。それが何だか意外でしょうがありませんでした。
主人公のラポワント警部補はうだつの上らない(上げようとしない?)頑固者の中年警部補。愛妻を早くに亡くし、何もないアパートでやもめ暮らしをしています。だけど本当は優しいいい人なんですね~。ま、ハードボイルドにはありがちですが。
身元不明の死体を調査するためにこの街の住人たちと接していくわけなのですが、相手は売春婦、浮浪者、与太者と社会の底辺にて蠢いている人々ばかり。その描写が素晴らしく、思わず熱中して読んでしまいます。哀しい現実、それでも生きていかなきゃいけない人々。最後にはなんだかやり切れない気持ちになります。
じんわりと事件を解決していくわけですが、読み応え十分! 実はトレヴェニアン作品は2作目。本当は「シブミ」を読みたいのですが、なんせ順番に読んでいかないと気がすまない性分。これが災いして初期の古い作品ばかり読むはめになる私。でも、本書は読んでよかった!と思っています。
【★★★☆】

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真奈

Author:真奈
ドイツ在住15年。ミステリ愛読歴3●年!
なんとか日本のミステリ小説をあの手この手でゲットして読んでいますo(TヘTo)
三度の飯よりもミステリ小説が好き♪という乱読派。
今年、日本へ帰国する予定。やっと読みたい本が読める!と楽しみにしています♪
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