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オデッサ・ファイル/フレデリック・フォーサイス

オデッサ・ファイル (角川文庫)オデッサ・ファイル (角川文庫)
(1980/05)
フレデリック・フォーサイス

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【あらすじ】
“オデッサ”とは、ナチス親衛隊(SS)のメンバーの救済を目的とする秘密組織のことである。西ドイツの政財界に隠然たる勢力を持ち、国際政治の裏面でも暗躍していると言われる。ハンブルクに住むルポライター、ペーター・ミラーをオデッサと結びつけたのは、老ユダヤ人が遺した一冊の日記だった。そこにはリガの収容所での悲惨な体験が克明に記されていた。そしてリガの殺人鬼と異名をとった収容所長、ロシュマンは、名前を変え、今もドイツに生きているという。日記のある箇所がミラーの注意を惹いた。彼は憑かれたようにロシュマンの追跡を始めた。だが、それはタブーへの挑戦であり、恐るべき組織の手は次第にミラーの身辺に及びはじめた・・・・。     (裏表紙より)
【感想】
読んでいて本当に恐ろしくなりました。むか~し、映画は観た記憶がありますが、幼すぎて理解できなかったようです。フレデリック・フォーサイスの作品は前作の「ジャッカルの日」でもそうですが、史実とフィクション部分が織り交ざっています。本書に関してもオデッサファイルなるものは存在し、西ドイツに司法当局の手に渡りました。リガのユダヤ人収容所の所長をしていた悪魔のような男・ロシュマンも実在で、1977年にパラグアイにて死亡が確認されています。
もう当時のSS隊員たちも70歳を越しています。本書が書かれた頃(1971年頃)は、元SSだった人々が西ドイツの政財界に幅をきかせていたのでしょう。そう考えると恐い気がします。元SSといってもすごい人数ですしね・・・。好きでやっていた人ばかりでもないでしょうし。
それとそんなオデッサのメンバーとユダヤ人を排除したいエジプトなどのアラブ諸国が手を組んでいたという話も本当に恐かったです。今だにアチコチで戦争や内戦が起きていますが、どうしてうまく共存していけないのだろうか?と考えてなりません。
余談ですが、1つの過ちがあって、「だからドイツ人は・・・」と一色単にされるのはたまったものではないでしょうね。夫がドイツ人だし、ドイツに住んでいるからそう思うのかもしれませんが、「だからドイツ人は・・・」は一生耐えていなかくてはいけない恥辱なのだと感じます。ドイツ人に限らず、右翼的考えはどの人種にも必ずあるはず。こういった史実を繰り返さないようにしていくのが私たちの務めなのだと感じました。
【★★★★】

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真奈

Author:真奈
ドイツ在住15年。ミステリ愛読歴3●年!
なんとか日本のミステリ小説をあの手この手でゲットして読んでいますo(TヘTo)
三度の飯よりもミステリ小説が好き♪という乱読派。
今年、日本へ帰国する予定。やっと読みたい本が読める!と楽しみにしています♪
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