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魔羅節/岩井志麻子

魔羅節 (新潮文庫)魔羅節 (新潮文庫)
(2004/07)
岩井 志麻子

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【あらすじ】
それは百年ほど前の、岡山でのこと。腐臭たちこめる芽屋に、行き場のない者たちが吹き溜まり、夜昼なくまぐわい続ける、禍々しい世界。男と女はもちろん、人とけだものから、死者と生者まで、相手かまわぬ嬲り(なぶり)合いの果て、幻想が現実を侵食し、すべては地獄へなだれこむ───。血の巫女・岩井志麻子が、呪力を尽くして甦らせた、蕩けるほど淫靡で、痺れるほど恐ろしい、岡山土俗絵巻。     (裏表紙より)
【感想】
私にとって岡山はまだ訪れたことない地の一つです。たぶん、これからもないと思います。岡山は私にとって恐怖の地だからなんです。食わず嫌いならぬ行かぬ嫌いなのだとは思うのですが、まず横溝正史にその恐怖を植えつけられました。そして岩井志麻子にも。
嫌いじゃないんですよ、逆に好きなくらい。どろどろした風習や因習。それは私が歴史の浅い道産子だからと自分で分析しているのですが。だからこそ、足を踏み入れてはいけないところのように感じるんです。(岡山の方、ごめんなさい)。
本書は明治時代の無力な女たちの哀しい話ばかりの短編集です。当時の女が生きていくために道具にできるのは体だけ。貧困にあえぎ身を売られても抵抗することすらできない。あまりにも哀れです。同性として切ないです。
そう思う傍らで、淫靡さも受けてしまうんですね。人間に生まれ性という魔力が誰にも備わっているから。そう考えると岩井志麻子ってすごい作家なのかもしれません。性=秘め事、隠し事、タブーなことと思う古い(?)私には考えられないし、書けないであろうし。
私の中の怖いもの見たさが疼くんですよ、岩井氏作品には。ベトナム人たちとのラブストーリーは読みたくありませんが、彼女の書く岡山モノは読み続けていきたいと思っています。
【★★★】

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真奈

Author:真奈
ドイツ在住15年。ミステリ愛読歴3●年!
なんとか日本のミステリ小説をあの手この手でゲットして読んでいますo(TヘTo)
三度の飯よりもミステリ小説が好き♪という乱読派。
今年、日本へ帰国する予定。やっと読みたい本が読める!と楽しみにしています♪
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