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緋色の記憶/トマス・H・クック

緋色の記憶 (文春文庫)緋色の記憶 (文春文庫)
(1998/03)
トマス・H. クック

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【あらすじ】
ある夏、コッド岬の小さな村のバス停に、緋色のブラウスを着たひとりの女性が降り立った----そこから悲劇は始まった。美しい新任教師が同僚を愛してしまったことからやがて起こる“チャタム校事件”。老弁護士が幼き日々への懐旧をこめて回想する恐ろしい冬の真相とは? 静謐な美しさで語られる1997年年度MWA最優秀長編賞受賞作。     (裏表紙より)
【一行目】
 わたしの父には気にいりの箴言があった。ジョン・ミルトンの『失楽園』からこんな行を引き、チャタム校の生徒に聞かせるを好んだものだ。始業日となれば、両の手をズボンのポケットに深々とつっこんで少年たちの前に立ち、いかめしい面持ちで対いながら、すこしの間をおく。そして「行いに気をつけよ」と、おもむろに始めるのだ。「なぜなら、罪はおのずと報いを受ける」それがいかに当たらぬ警句であったか、その裏腹をいかにわたしが痛感していたか、父はのちに思いみることもなかったろう。
【感想】
トマス・H・クックの作品は静けさで満ち溢れている。そして静かな空間の中で、懺悔を聞いているような気分になってくる。
だからか、ラストで明かされる衝撃の事実が胸を突くのだ。
クック作品の好きなところはやはり素敵な文章にあると思います。小さな村のバス停に降り立つひとりの美しい女性。そんな光景が文章から、読者は頭の中にリアルに描写できるんです。
大好きな作家なので、出版されると読んでいます。本書も素晴らしいのですが、ちょっと似かよった作品だなぁ~と感じました。あ、クックの他の作品にね。
あーーでも、これは「記憶」シリーズだから、どうしても過去の罪を告白するというパターンだから、そう思うのかもしれません。
面白みとしては・・・他の作品より少し劣るように感じました。クックのパターンを知っていると、まーそういうことだよなぁ~とわかってしまったというか。
やっぱり最初から順番に読んでいった方がいい作家かもしれません。
ラストになんとか一筋の光を見出したくなるんですけど、読了後もため息をついちゃいますね。それがまたクック作品の良さでもあるんですけど。
【★★★☆】

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真奈

Author:真奈
ドイツ在住15年。ミステリ愛読歴3●年!
なんとか日本のミステリ小説をあの手この手でゲットして読んでいますo(TヘTo)
三度の飯よりもミステリ小説が好き♪という乱読派。
今年、日本へ帰国する予定。やっと読みたい本が読める!と楽しみにしています♪
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