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サンチャゴに降る雨/大石直紀

サンチャゴに降る雨 (光文社文庫)サンチャゴに降る雨 (光文社文庫)
(2004/07/14)
大石 直紀

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【あらすじ】
軍事政権下のチリで、安井豊は謎の美女ビオレタと出会う。軍事クーデターで両親を失った彼女は、反体制のシンボルとなり、大統領の命を狙っていた。しかし、暗殺阻止に動いた大統領側近は彼女の幼馴染みだった! 独裁と自由。南米の熱きパッション。相反する理念を求め、男と女が対峙するとき、新たな時代の幕が開く。現代史の裏面を抉るポリティカル・サスペンス!     (裏表紙より)
【感想】
南米チリ。チリに関して知っていることといえば・・・太平洋に面した細長い国。首都はサンチャゴ。お恥ずかしいが、それくらいです。多くの人がチリについて知らないと思うのですが、いかがでしょう?
1973年9月11日。「サンチャゴに雨が降っています」というラジオからのアナウンサーの一報で始まった軍事クーデター。どのくらいの人が、それも73年という一昔前にあったというクーデターを知っているのだろうか? もちろん私は小学生でしたが、知りもしなければ知ろうともしていませんでした。それだけ南米というところは遠く、身近には感じなかったというわけです。
なので本書を読み、チリについてのことなどとても興味深く読めました。大石氏はアジア、中東、北アフリカ、中南米を放浪し、その時の体験を元に書かれたデビュー作「パレスチナから来た少女」も秀作でした。本書においてはサンチャゴを訪れた際、約20年ぶりの民主選挙に居合わせたという体験もされ、その時の体験などが核となっているんだそうです。独裁化においての経験がないので、自由というものが本当に幸せなのかどうかははっきり言ってわかりません。ある意味、政府によって決められたルールに則って生きていた方が幸せなんじゃないか?と思えることもあるからです。ま、それはその政府が豊かであるというのが条件ではありますが。
読み物としても、幼馴染との対決や出生の秘密など、読み手を逃さないほどの面白さです。ヒューマニティ溢れる作品を読むと、いろいろと考えさせられるし、胸が熱くなります。そんな感動を是非、味わってください。
【★★★★☆】

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真奈

Author:真奈
ドイツ在住15年。ミステリ愛読歴3●年!
なんとか日本のミステリ小説をあの手この手でゲットして読んでいますo(TヘTo)
三度の飯よりもミステリ小説が好き♪という乱読派。
今年、日本へ帰国する予定。やっと読みたい本が読める!と楽しみにしています♪
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