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本所深川ふしぎ草紙/宮部みゆき
- 2010-04-16(14:38) /
- 時代ミステリ
![]() | 本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫) (1995/08) 宮部 みゆき 商品詳細を見る |
【あらすじ】
近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが・・・・。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人がことの真相を探る「片葉の芦」。お嬢さんの恋愛成就の願掛けに丑三つ参りを命ぜられた奉公人の娘おりんの出会った怪異の顛末「送り提灯」など深川七不思議を題材に下町人情の世界を描く7編。宮部ワールド時代小説篇。 (裏表紙より)
【一行目】
近江屋藤兵衛が死んだ。
本所駒止橋の上で、雨上がりの天を仰ぎ、冷たくなっているのが見つかった。
【感想】
宮部氏の江戸モノの魅力は、やっぱり「人情」の描かれ方でしょうねぇ。下町を舞台に、一生懸命生きている人々。でもうまくいかない人生。なんだか切なくなります。でも、ほのかに見える先の光がいいですねぇ。
それでいてミステリ色もちょっぴり入っていますしねぇ。あれ?もしかして、本書が宮部氏江戸モノ作品第一号かな? 初めて宮部氏の江戸モノを読んだ時は、本当にびっくりしたもんなぁ~。あまり他の方の江戸モノは読んだことはありませんが、ちょっと興味がわきます。
深川の七不思議にあやかって書かれた良質な江戸モノミステリですね。
【★★★☆】
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- THEME : 推理小説・ミステリー
- GENRE : 本・雑誌
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